こんばんは、くろねこです。
多少のことで動じなくなった。
本日は私がFXを始めた理由について。自分への戒めても含めて書き留めておく。元々小心者。FXなんて怖てできなかった。というか、まず、口座を開設するということは個人情報を少なからず第三者に開示するわけで、それ自体に抵抗があった。正直、ブログやSNSでさえ、名前やメールアドレスで登録していくことも気が進まなかった。ネット上で個人情報をやりとりすることが不安で仕方なかった。でも、今となっては、こうやってブログも書き始めた。公開範囲だって制限していない。個人情報というものに対して警戒心を抱かなくなったことは、良いのか悪いのかわからないが、少なからず自分の世界は広げられていると思う。まぁ自分に価値を見出せなくなったから、自分の個人情報なんてっていう半ば投げやりな気持ちもあったんだけど。結果的にはこうやってブログを書きながらの片手間でトレードしてる。多少の負けも気にならなくなった。ローソク足が上下することに一々動揺しなくなってきた。まだ新米中の新米だけど、度胸はついた。
最初から負け試合だったのに気づけなかった代償。
そもそも俗に言う失恋にも値しない。完全な負け試合に本気になっただけ。ここ1年、ただ毎日を悶々と、自己嫌悪になりながら、ベッドにゴロゴロしては、悲劇のヒロインぶって毎日泣いていた。寝る直前まで泣いて、夢の中でも泣いて、目は腫れるし、気持ちは晴れないしで、今考えると不毛な時間だった。あの時間でもっと自分にとってプラスになることができただろう。ずっと自分の狭い世界でしか物事を見れていなかった。軽い洗脳に近いものだった。本当はずっとその洗脳に浸っていたかった。でもその洗脳も、悲しいことにもう解け始めているのかもしれない。あんなに自分の全てを投げうったのに。今まで積み重なったものがぷつっと切れてしまった。最初から勝ち目なかった。
空っぽになった自分を埋めるかのように手をつけたFX。
毎日思い出しては、悲しくて悔しくて。そんな自分が嫌で、少しでも考えないように、脳ミソに考える隙を与えないようにと考えたのがFXだった。もともと興味もあったし、社会情勢も知れるし、一石二鳥かなと思って始めた。これがなんともプラスに働いた。自分で言うのもなんだが、FXと言う選択は非常に合理的だったと思う。会社に行くのも辛くて平日が嫌で仕方がなかった。でもFXは平日しかできない。だから、FXを始めてからは平日も待ち遠しいと感じることができた。通勤時間も退屈もしない。そして取り敢えず頭を使っているから、寂しいと思う感情を与える隙がない。そしてお金に興味を持つことができて、生きること、働くことについて考えるようになった。自分の存在価値について疑問を持ち、本も読むようになった。”お金のために動かされる”のではなく、”お金を動かしてどう稼ぐか”と言うことを考えるようになった。まさに金持ち父さんの発想。これは是非読んでほしい。FXを始めなければこんな本手にもとりはしなかった。

- 作者: ロバートキヨサキ,シャロン・レクター(公認会計士),白根美保子
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
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FXは 自分の人生を見直すきっかけを作ってくれた。
正直まだコツも掴めていないし、若干ギャンプル的要素でハマっている可能性も否めない。でも。それでも暗闇の中の私に、外の世界を見せてくれたのはFXだった。今はまだお勉強中。取っ掛かりとして読んだのはこの本。とても簡単に書いていて、タイトル通りど素人にはぴったりの本だ。
よく失恋は成長させてくれると言うけど、 今回の傷はなかなかのモノで、リアルに消えてしまいたいと思うくらい沈んでいた。元々感情に左右されやすい性格も消えたい症状を加速させた。でもね、FXをやってると多少のことじゃくじけなくなってくるよ笑。多少ローソクが意に反する動きをしても、結果的に回収できればいいんだから。今回の失恋だって、傷の深さはたまったもんじゃないけど、結果的に、人として成長できればいい。そう思わせてくれた。あとは、FXでも人生でも大負けしないように知恵をつけて賢くなる。そうして見返してやる。