気づけば休職届を会社に提出してちょうど1年が経った。
たまたまはてなのメールで「1年前のブログ」ってのが送られてきて、なんか感慨深いというかなんというか、とにかくすごく心にじんわり来るものがあった。
あの時、辛かったけど、ブログ書いててよかったって思った。
ブログの良さってこういうことなんだなって改めて実感することもできた。
どんなに辛くても、その辛さにはいつか終わりが来る。
それを実感することのできるメールでもあった。
ちょうど1年前書いたブログ。
「これから茨の道が始まる」
今までそれなりにまじめに働いてきた。
変に体調不良とこじつけて休んだりすることもなかった。
それなのに全く仕事に向き合えなかったあの日。
今では約1年ほどの休職を経て、同じ会社に戻って働いている。
前にやっていた仕事の内容に比べると、ちょっと難易度は低めかもしれない。
上司もすごくやりやすいし、ほとんど私の裁量で仕事が進められるからペースを崩さず、自分の好きなようにコントロールできる。
それでいて、必要な時には力を貸してくれる。
仕事内容にも上司にも恵まれたお陰もあって、今はものすごく心穏やかに仕事をすることができている。
もちろん、たまにちょっとやばいかもなって思う時もある。
でも、休職をしたからこそ、仕事から脳みそを切り離すことの重要性を知って、なんでも120%で取り組んだつもりになってもパフォーマンスは出せてないってことを知れて、仕事は5-6割、プライベートをいかに充実させるかに完全シフトした。
仕事の時間が来たら、サビ残なんてせずに、あきらめる。
そしてあきらめたことに対して、負い目なり気持ちが持ってかれることもあるけど、それを忘れるためにゲームやったり動画見たりして、意識を仕事から離す。
そうすることで、仕事の時間内の集中力が高まってるのか、生産性も多少上がったような気がしてる。
休職するまでは、自分の時間がすべて仕事に支配されていた。
これがよくないことだと、休職することで気づけた。
そして、自分がどういう状態であれば心地よく過ごせるのか、これも休職したからちゃんと自分と向き合って自分なりの答えを出せるようになった。
休職したあの時は、もちろん仕事から解放されるという安心感?と同時に、仕事に戻れるか怖くて、生活していくことができるか怖くて、ただただ不安だった。
でも1年たった今、あの時休職すると決めたあの判断はよかった。
心からそう思う。
そしてなんだかんだ前を向いて今日までこれたことが本当に良かったと思う。
どんなに辛いことも、いつかは終わりが来る。
こういうことなんだって実感できた。
今後また辛いことと出くわすこともあるだろう。
でもその時はこのことをまた思い出したい。
そのことを忘れないようにブログを書く。
当時の思いを忘れないため。
そしてちゃんと前に進んでいる自分を確かめるため。
ブログって素晴らしいな!(笑)