人生寄り道の連続

幸せとは何か、心の底から笑顔になれる日まで!

初めて心療内科に行ったらパニック障害と診断された話

こんばんはお久しぶりです。くろねこです。

ちょっとインパクトのあるタイトルになってしまいましたが、今の心境を今後も忘れないために、そして今の状況が改善された時に、「あの時決断して良かったな」と思えるように、今の思いを書き留めておきたいと思います。

ここ最近、自分が自分でないような感覚が続いていた

仕事中に注意散漫、全く集中できない、作業スピードが明らかに遅い、そもそも頭を使って考えきれていないようなことが頻繁に続いていた。まぁ、周りに比べたら仕事ができないっていうのは今に始まったことではないけれど。

こんな状況が続くもんだから、上司からは「もっと自分の頭で考えろ」「明らかにスピードが遅すぎる」「こんなんじゃ正直やっていけない」など言われ、そんなの自分が一番わかってるんだ、あえて口に出させてごめんなさい。って気持ちで毎日過ごしていた。

テレワークの功罪(HSP傾向の私にとって天国が一気に地獄へ)
HSPについてはまた別途書こうと思う

チャットやコールの依頼が頻繁くるようになって、ただでさえ、今集中している作業から一旦意識を遮断させられるのに加え、その都度指摘を受け、早くしろ、終わったら声をかけてと言われるがゆえに、焦り、動悸し始めてどんどん不安になって、何から手をつけていいか頭が真っ白になり、仕切り直すのにも時間がかかって、でも急がないと私の作業ばボトルネックになってチーム全体の作業が進まない、迷惑がかかるっていうことに意識が向いてしまって、より焦って作業して、ちゃんと確認してしたはずなのに同じところを何度も確認してして、それでもミスしまくって、またチャットやコールが飛び交って指摘を受けて・・・の悪循環で、ついに今日仕事に取り掛かれなくなった。

別にパワハラだと感じたことはない。単純に私の能力不足だった

上司達にはこんな状況の私にだいぶ気を遣ってもらっていたと思う。そもそも「スピード上げろ」とか「これくらいすぐできる」とか「同じミスするな」なんてきっと口に出したくなかったと思う。これは私が単純にできないのにこの仕事についてしまったことが原因だってのもよく分かってる。もともと人と話すことは好きだったし、チームで働くのも好きだったから、転職すればきっとまた昔の私に戻れると思ってたんだ。でも結局昔の自分に戻ることもできず、人と関わることはより一層嫌いになり、仕事はできないは、うち合わせで発言はしないは、最悪な部下となってしまっていた。

ただの甘えだ。でも、これ以外に方法が見つからない。という思いで心療内科の戸をたたいた

今の仕事も向いてない、なんなら辞めたい。しかもこんなにチームに迷惑もかけてしまっている。そんな状況からただ逃げたかったのかもしれない。でも正直仕事に向き合うことができなかった。最低限私がやらなければいけないことだけを済ませて、上司に休暇届けを出し、診療内科に行った。

だだっ広い空間に長い椅子が6脚。音が大きめに感じた。

古めのビルだったけど、思いの外オープンな空間だった。午前中に足を運んだわけだけど、既に6−7人患者さんがいた。スーツに仕事のカバンを持った人もいた。この人はこんな状況にもかかわらず仕事に足を運んでいるんだと、ちょっと尊敬した。

待合室に流れているBGMが思ったより大きめに感じたのはHSPだからなのかな、とかも思いながら(あまりにもこれまで色々考えすぎてYoutubeとかでこの症状を調べまくっていたからつい関連づけてしまったけれど)1時間ほど待った。

優しそうな先生にカウンセラーと2名いる広めの部屋で初診を受けた

正直、自分のことを話すのが得意ではないし、最近仕事のこともあって(よく何を言っているかわからないだとか、ロジカルに話せとか言われていたから萎縮してしまっていて)まともに日本語を話せるか不安だったんだけど、先生がとても優しい雰囲気の方で、私の話を聞き出そうとしてくれて親身に話を聞いてくれたのでとても話しやすかった。

小さいことの自分の様子から今の状況、どういう症状がどんなタイミングで出てしまうのか、などゆっくり聞いてくれて、その結果先生からでた言葉が「パニック障害」と「抑うつ状態」であった。

まぁ昔からメンタルは強いと思っていた部分もありながらも、今の様子が明らかに自分でもおかしいと感じることもあって、客観的に判断してもらいたいっていう思いがあっての心療内科だったんだけど、正直驚いた。と同時に、少し安心した自分もいた。

「この状況であれば今日診断書を出して休職する旨を書くことができる」

けどどうしますか、書きますか。と言われ、一瞬悩んでしまった。ここで「お願いします」と答えたら、多分私は今の仕事に戻ることはないと思った。単純に今の症状は単に甘えなんじゃないか、もともと逃げ癖もあるから、またここで逃げるのか、とも思った。

でも、正直今の状況で仕事を続けるのは難しい。結局チームに迷惑をかけるだけ。私も辛い。しかも仮に症状が回復したとしても、今の仕事を続けて何かを成し遂げたいという気持ちも全くない。そう考えると、「お願いします」と答えていた。

多分、今日からイバラの道がはじまる

そう思った瞬間でもあった。とりあえず1ヶ月は休むとして、その後どうするのだろう。

生活できるお金は傷病手当などを貰えばなんとか半年はもつはず。でもそれ以降は・・・?

そんなことを考えながらも、今まともな判断ができるはずないんだから、一旦しっかり休んで、焦らず、回復した時にしっかり次の道を考えよう。そう思った1日になった。

 

長くなってしまったけど、私には2人の娘(わんちゃん)がいる。

この子たちを不幸にするわけにはいかない。

だから、そうならないような生活を目指して、これから生きていく道を探して行きたいと思う。